この小説はarizonaが高校3年生のときの体育大会が題材となっています。 もちろんノンフィクション。 PR どーも、arizonaです。
やっと終わりました。 とっても長かったですよね?^^; お疲れ様です。 この小説は、みなさん知ってのとおり実話です。 こんなに漫画のようなドラマのようなストーリーは実際起こるもんなんです。 たぶんこれは努力の結果だと思います。 俺はこのブログのトップページの紹介文でこんなことを書いています。 ――人間だれだって天才になるチャンスはあるのです。努力によって天才になれるのです。 努力で天才になれます。 またこれと同じように、努力によってドラマは生まれるのです。 俺はそれを身をもって実感しました。 みなさん、自分の努力を信じてみてはどうでしょう? これまで長い長い駄文にお付き合いいただいて本当にありがとうございました。 ↑バナー作りました!(笑) いつもクリックありがとうございます。 どーも、arizonaです。
お待たせしました! それでは熱い熱いバレー小説第5弾です。 初めての方は4つ前の記事から順に読んできてください。 「いま流れはこっちに来てる!一気に行くぞ!」 いま11対17の6点ビハインド。 25点3セットマッチだからこのセットはどうしても落とせない。 ひとつのミスが命取りになる・・・! 強いボールが飛んできた。 だがレシーバーの正面だ。 これくらいの速さならあいつはちゃんとセッターに返せる。 よし、俺はスパイクに備えるか・・・ 「っああ!」 あ――― レシーバーが弾いたボールは観客席に飛び込んでしまった。 しかも真横に・・・。 こんなミスいつもならしないのに・・・。 arizona;「大丈夫か??」 仲間:「あ、あぁ。」 あ・・・こいつ、緊張で手が震えてる・・・!! arizona;「気にすんなよっ。ぜーんぜん大丈夫だから。すぐに追いついて逆転するよ。」 笑顔にはなったが、まだ固さがとれていない。 他の仲間はどうか。 みんな落ち着こうとしているが顔が少し引きつっている。 そりゃそうだよな・・・。 このコートのプレッシャーは今までの想像が追いつかないくらい凄い。 予選トーナメントで負けたチーム、 決勝トーナメントに進出したがあと一歩のところで涙をのんだチーム、 バレーに出場した者以外もたくさんこの試合を見ている。 あのMだってそうだ。 あのMだって、1年前からバレーに出場することを決めていてずっと練習してきた。 そのMのチームに勝ったのだ。 そんなMが、今ではうちのクラスの観客に混じって応援してくれている。 今でもMの声が聞こえる。 M:「落ち着いてー!ビビんなよー!」 俺たちに負けていった者たちのためにも・・・なんて言ったらおこがましいかもしれないけど。 みんなに恥ずかしくない試合をしよう。 みんなが楽しめる試合をしよう。 俺たちは3年生だから、もう学校のイベントはない。 最後の体育大会が最高の思い出になればいい。 将来いつか、この試合がふっと思い出せるような・・・。 相手のサーブからプレイは再開。 これを落ち着いて処理する。 仲間のアタッカーが跳んだ。 しかしトスが少し乱れていたのでフェイントをかける。 ボールは誰にも触れられずにコートに落ちた! 「よくやったあああ~!」 「このまま突っ走ろうぜ~!」 「おおぉ!!」 するとだんだん相手にミスが出てきた。 実際、相手チームはあまり上手くない。 身長とパワーで押し切ってきた、という印象だ。 そのため、一番多いミスはこれだ。 こっちのサーブからプレイ ↓ そのサーブを相手レシーバーが処理 ↓ しかしそのレシーブはセッターとアタッカーの間に飛ぶ ↓ セッターもアタッカーも「どっちがこれ取るんだ?!」と、迷う ↓ 結果、どちらも取れずにコートにボールが落ちる つまり、「お見合い」。 このお見合いが相手チームには結構あるのだ。 もちろんこっちにとってはラッキーなことだが。 相手のレフトアタッカーがスパイクの体勢をとる。 もう一回止めてやるよ!! しかし、セッターはバックトスでライトアタッカーにトスを上げた。 arizona「うっそ・・・」 そして強烈なスパイク! だが幸運なことに・・・・ アウトォォーー!! 強烈なスパイクはラインから1mほど外れていた。 「ラッキー!」 「あっぶね~、俺いま死んだかと思った(笑)」 こんな調子が続き、なんとあっさり逆転! そして23対20。 俺はこれまで4本のスパイクを決めている。 arizona:「あと2点はスパイクだけで取っちゃうかぁ~??(笑)」 俺に最高のトスが上がった!! 俺は背が低いため、助走は普通の人より長く取ってある。 そのためセッターには高いトスを要求していたのだった。 ふわ~っと浮かんだボールをコートに叩きつける! というか突き刺した! とうとう24対20のセットポイントだ。 最後はあっけないもので、いきなり「お見合い」してくれた。 「やっっっったあああああ!」 観客が歓声を上げた。 そしてゲームはフルセットまでもつれ込んだ。 セット間の休憩・・・。 俺がドリンクを取ろうとした・・・ そのとき! arizona:「っあ・・・。」 左足ふくらはぎに違和感を感じた。 これは、「足をつる」寸前の痛みだ。 やばいな・・・。 もし途中で足つったりしたら確実に負ける・・・。 多分原因は右ひざだろう。 ジャンパー膝で故障してから、無意識に左足でジャンプ力をカバーするようになっていた。 もちろん痛みを軽減する役割もあったが。 そのため左足に負担がかかっていたのだろう。 でも、 よりによってこんなときに・・・。 大きな不安を残したまま ファイナルセットが始まった ふぅ~。 次も楽しみにしててくださいね☆ あ、あとランクリもお願いします^^; ↓ 続きを読みたい!と思ったらクリックしてください^^
どーも、arizonaです。
意外と好評で驚きました、バレー小説第4弾です^^ 初めての方は、3つ前の記事から順番に読んでいってください。 それでは続きです。 「まずは1本落ち着いて決めていこう!」 9体17の8点ビハインド。 それはとてつもなく大きな差。 もしバレーの世界戦で日本が8点ビハインドだったら、 「あぁー、このセットは落としたな。」 と思うだろう。 しかし、この体育大会ではどうか。 もちろんみんな素人。 いくら練習したとはいえバレー経験者とはそれまで費やす時間は段違いだ。 そのため、ミスはするし、流れでいくらでも形勢は変わる。 ましてや、この観衆の多さならなおさらだ。 緊張でいつものプレーができなくなることもある。 そして、クラスの仲間の期待。 うちのクラスの状況に限っていえば、このバレーで勝ったら総合優勝が決定。 裏を返せば、これで勝たなかったら総合優勝の夢は潰える・・・。 こういうプレッシャーに押しつぶされることもある。 そのため、試合が終わるまで何が起こるかわからない。 つまり、 奇跡は起こりうる・・・!! 相手からのサーブ。 こっちのレシーブが乱れ、セッターに返らない。 相手のコートに返すだけになってしまった。 悪い展開だ。 相手は超大型チーム。 レシーブが乱れ、トスを上げられなくならない限り、その高い身長からとんでもないスパイクを打ってくる。 しかも、角度があるためアウトを恐れなくていいので、力任せに打ってくる。 対戦相手にとってみたら恐怖でしかない。 反則的な高さから繰り出される攻撃は、逃げることすらできない、まさに空襲といっても過言ではないだろう。 相手のセッターがふわっとトスを上げる。 一人のアタッカーが助走をとる。 そいつは相手チーム最長身の189cmの奴だ。 並の人なら、その姿に戦慄を覚え、ブロックに跳ぶのすら拒否することだろう。 だが、 俺は跳ぶ! 俺はブロックを跳ぶ体勢を作る。 身長差がなんだ! たった20cmくらいじゃないか! それくらいジャンプ力でカバーできる! 俺の足を信じろ! 思い切りジャンプをする。 己の脚で、 その 存在意義 を 示せ! ――――――― ブロックはめちゃくちゃ研究した。 バレーの教本で学んだし、実際の試合を見てプロの選手の真似もした。 arizona:「今日の試合、ブロック5本決めてやるよ!そんで一気に流れを呼び込む!」 仲間:「さすがに5本は無理だろー。1本止めりゃぁ大したもんだよ。」 仲間:「だいたいその身長で何ほざいてんだよ(笑)」 仲間:「まぁまぁ。見た目はチビでも心は大きく持とうってことだよな、arizona?」 arizona:「お前だってチビだろー!俺より2cm小さいくせに。」 ―――――――― 俺なら、できる!! 両手の親指と小指に力を入れ、両手は大きな球体をつかむように・・・ 腕を思い切り伸ばし、軽く前に突き出す・・・ ―――来る!! バシィッ 手ごたえ・・・アリ! 勢いをなくしたボールはコートに・・・落ちた! arizona:「っしゃああ!」 観客がどっと沸いた。 んー・・・キモチいい。 プレー再開。 こっちのサーブは、相手のレシーブを崩すことなく、そのまま綺麗なトスを上げられてしまう。 もう1回同じ奴が打ってくるな・・・。 さっきはストレートを止めたから、次はクロスが来そうだ。 相手のアタッカーが踏み込む! そうストレートに見せかけて・・・ ホラ来た! やっぱりクロス! 俺は両腕を左に傾け・・・ バシィッ くぅぅー、最高のブロックじゃん! arizona:「よぉおおっっしゃああぁ!!」 2連続ブロックポイント――――! 現在11対17。 ここから、 チビの逆襲がはじまった。 とりあえず終わりー! どーですかっ!? 引っ張りすぎですか??(笑) それは・・・書くのが楽しくなっちゃってやめられないんですよ~。 これからもこんなスピードでいくんでよろしく☆ それじゃぁ、俺のやる気が続くようにランクリお願いします(笑) みなさんいつも押してくれるんで、俺とってもうれしいです☆ 続きを楽しみにしててください♪ どーも、arizonaです。 うはぁ、長くなっちゃいますね~。 しかも最初は日記形式だったのに、もう小説みたいになってるじゃん(笑) 書籍化のオファー来ないかな・・・??(笑) でもこれマンガのほうが良さそうかな。 って、無理な夢語ってもしょうがないですね^^; ランキングに参加しています コレをクリックするとこのブログに投票される仕組みになっています つまりクリックしてくれる人が多いほど順位が上がるんです ↓ ↑ 順位が上がったらとても励みになります 応援してくれたら嬉しいです 続きを読みたいと思った人はクリックしてください!
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責めないでください。
今日出会えたことに感謝。