どーも、arizonaです。
意外と好評で驚きました、バレー小説第4弾です^^ 初めての方は、3つ前の記事から順番に読んでいってください。 それでは続きです。 「まずは1本落ち着いて決めていこう!」 9体17の8点ビハインド。 それはとてつもなく大きな差。 もしバレーの世界戦で日本が8点ビハインドだったら、 「あぁー、このセットは落としたな。」 と思うだろう。 しかし、この体育大会ではどうか。 もちろんみんな素人。 いくら練習したとはいえバレー経験者とはそれまで費やす時間は段違いだ。 そのため、ミスはするし、流れでいくらでも形勢は変わる。 ましてや、この観衆の多さならなおさらだ。 緊張でいつものプレーができなくなることもある。 そして、クラスの仲間の期待。 うちのクラスの状況に限っていえば、このバレーで勝ったら総合優勝が決定。 裏を返せば、これで勝たなかったら総合優勝の夢は潰える・・・。 こういうプレッシャーに押しつぶされることもある。 そのため、試合が終わるまで何が起こるかわからない。 つまり、 奇跡は起こりうる・・・!! 相手からのサーブ。 こっちのレシーブが乱れ、セッターに返らない。 相手のコートに返すだけになってしまった。 悪い展開だ。 相手は超大型チーム。 レシーブが乱れ、トスを上げられなくならない限り、その高い身長からとんでもないスパイクを打ってくる。 しかも、角度があるためアウトを恐れなくていいので、力任せに打ってくる。 対戦相手にとってみたら恐怖でしかない。 反則的な高さから繰り出される攻撃は、逃げることすらできない、まさに空襲といっても過言ではないだろう。 相手のセッターがふわっとトスを上げる。 一人のアタッカーが助走をとる。 そいつは相手チーム最長身の189cmの奴だ。 並の人なら、その姿に戦慄を覚え、ブロックに跳ぶのすら拒否することだろう。 だが、 俺は跳ぶ! 俺はブロックを跳ぶ体勢を作る。 身長差がなんだ! たった20cmくらいじゃないか! それくらいジャンプ力でカバーできる! 俺の足を信じろ! 思い切りジャンプをする。 己の脚で、 その 存在意義 を 示せ! ――――――― ブロックはめちゃくちゃ研究した。 バレーの教本で学んだし、実際の試合を見てプロの選手の真似もした。 arizona:「今日の試合、ブロック5本決めてやるよ!そんで一気に流れを呼び込む!」 仲間:「さすがに5本は無理だろー。1本止めりゃぁ大したもんだよ。」 仲間:「だいたいその身長で何ほざいてんだよ(笑)」 仲間:「まぁまぁ。見た目はチビでも心は大きく持とうってことだよな、arizona?」 arizona:「お前だってチビだろー!俺より2cm小さいくせに。」 ―――――――― 俺なら、できる!! 両手の親指と小指に力を入れ、両手は大きな球体をつかむように・・・ 腕を思い切り伸ばし、軽く前に突き出す・・・ ―――来る!! バシィッ 手ごたえ・・・アリ! 勢いをなくしたボールはコートに・・・落ちた! arizona:「っしゃああ!」 観客がどっと沸いた。 んー・・・キモチいい。 プレー再開。 こっちのサーブは、相手のレシーブを崩すことなく、そのまま綺麗なトスを上げられてしまう。 もう1回同じ奴が打ってくるな・・・。 さっきはストレートを止めたから、次はクロスが来そうだ。 相手のアタッカーが踏み込む! そうストレートに見せかけて・・・ ホラ来た! やっぱりクロス! 俺は両腕を左に傾け・・・ バシィッ くぅぅー、最高のブロックじゃん! arizona:「よぉおおっっしゃああぁ!!」 2連続ブロックポイント――――! 現在11対17。 ここから、 チビの逆襲がはじまった。 とりあえず終わりー! どーですかっ!? 引っ張りすぎですか??(笑) それは・・・書くのが楽しくなっちゃってやめられないんですよ~。 これからもこんなスピードでいくんでよろしく☆ それじゃぁ、俺のやる気が続くようにランクリお願いします(笑) みなさんいつも押してくれるんで、俺とってもうれしいです☆ 続きを楽しみにしててください♪ PR
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arizona
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男性
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1989/04/20
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高校生
趣味:
音楽、読書、マンガ、チャリ放浪、などごく普通の趣味
自己紹介:
本当は天才でもなんでもないただの高校生です。このブログを読んで天才になれなかったからといって俺を
責めないでください。
今日出会えたことに感謝。
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